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世界に羽ばたく女性に育つ! 思春期女子にさせてあげてほしい「3つの経験」

2021.11.17

2021.11.16

世界に羽ばたく女性に育つ! 思春期女子にさせてあげてほしい「3つの経験」

ミセスのためのコンテスト「ミセス・インターナショナル/ミズ・ファビュラス」ナショナルディレクターの伊藤 桜子です。私はこれまで、20代から70代まで幅広い年代の女性たちを輝かせるお手伝いをしてきました。その中で実感したのは、大人になる前にする経験の大切さ。特に10代の多感な時期に良質な経験をした女の子たちには、健全な自信や広い視野といった、世界で活躍するための素養が育まれやすいのです。この記事では思春期の女の子にさせてあげてほしい経験について、3つの具体例をご紹介します。

1.多様な価値観に触れる経験

心が柔軟な思春期にまずさせてあげてほしいのは、これまでの生活では出会わなかった人や社会、自然と触れる経験です。国籍の違う人や障がいをもつ人、年齢の離れた人と同じ時間を過ごすこと。都会から離れて、大自然の中で夜空いっぱいに輝く星を見ること。そんな経験の1つひとつが「価値観は多様で、そのどれもが素晴らしい」ということを伝える、この上ない教科書になるでしょう。経験というのは口で言い聞かせるよりはるかに強い印象を子どもの心に残してくれるものなのです。

2.自分の意見を大勢の人の前で話す経験

自分の意見を伝える経験は、子どもの個性と表現力、コミュニケーション力を伸ばすのに打ってつけです。しかし日本ではまだまだ強い自己主張はよしとされないため、そういった場をこれまであまり持てなかったお子さんも多いのではないでしょうか。そんなお子さんにこそお勧めしたいのが、ご家庭での“プチプレゼン”です。あらかじめテーマを決めておき、食事の時間などを利用してお子さんの意見を発表してもらう機会を作りましょう。慣れてきたらビデオ会議ツールなどでお友だちとプレゼンをし合ったり、スピーチコンテストに挑戦したりして腕を磨くのもいいですね。

3.社会貢献をする経験

「子どもが社会貢献なんて早すぎるんじゃない?」と思われる方もいらっしゃるでしょうか。でも思春期の今だからこそ、社会貢献をする意味が大きいんです。自分は社会の中で、たくさんの人に支えられて生きているという実感。自分の力を社会をよくするために使いたいという意欲。大人になる前から社会貢献に取り組むことでそういう意識が蓄積され、大人になって世界に羽ばたくときのエンジンとなってくれるからです。学校や地域のゴミ拾いをしたり、道端で困っている人の手伝いをしたりすることも、立派な社会貢献。大それたことをする必要はないんです。大事なのは、社会のために自分には何ができるのかを考えること。その機会を積極的に作り、実践の場を設けてあげてほしいと思います。

◆ ◆ ◆

上記の3つの経験は、あくまでも例です。この記事を参考にお子さんの個性を見きわめ、どんな経験が必要かをあらためて考えてあげてください。お子さんを一番身近で見守っておられるお母さん、お父さんだからこそわかることが、きっとたくさんあると思います。

私が理事をつとめる一般社団法人 国際女性支援協会(ブランド名:ローズ・クルセイダーズ)でも、思春期の女の子を応援するコンテスト「ミス・ティーン インターナショナル/ミス・プリティーン インターナショナル」の日本支部を立ち上げました。アメリカを本部とする同コンテストは40年の歴史を持ち、そのワールドワイドな活動で世界から認められています。

国籍を問わず応募でき、グランプリに選ばれるとアメリカで行われる世界大会に出場可能。女性の活躍を多方面から支援してきた実績を生かし、10代という早期から多様な価値観に触れる経験の場を提供いたします。ぜひご応募ください。

著者紹介

伊藤 桜子 Sakurako ITO ● 一般社団法人国際女性支援協会(ブランド名:ローズ・クルセイダーズ)代表理事。外資系航空会社・投資銀行勤務を経て、2018年より現職。同協会が運営するコンテストブランド「ミセス・インターナショナル」「ミズ・ファビュラス」「ミズ・ワールドユニバーサル」「HOPE ページェント」「ミス・プリティーン/ミス・ティーン インターナショナル」のナショナルディレクターも務める。すべての活動に共通する理念は、社会貢献。みずからの経験をもとに、年齢や立場、国籍などの枠にとらわれない女性の美を追求する。

編集協力/株式会社Tokyo Edit

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COLUMNIST

伊藤 桜子